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アルコール依存症になりやすい人の特徴とは?一人酒は要注意!

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アルコール依存症の患者は治療を受けている人だけで、国内に約5万人いると言われます。

治療を受けず隠れ依存症は100万人を超すと推計され、依存症になっていなくても過剰飲酒を繰り返すアルコール依存症予備軍も多いのが現実です。

本人や家族や周囲の人が、早く過剰飲酒のリスクに気づいて、飲酒量を減らしたり、断酒する対処が必要になります。

アルコール依存症は、お酒をみんなで楽しく飲んでいるうちは良いのですが、一人で飲む回数が増えてくると、節制することが出来なくなりどんどん飲酒の量が増えてコントロール出来なくなって行くのです。

一人酒が要注意である要因は、飲酒量のコントロール出来なくなることにあります。

一人で飲むお酒は要注意のサイン!

適度なお酒は「百薬の長」のことばもありますが、ストレス解消や眠りやすくなり、陽気に会話を楽しむなどの役に立つ面もありますが、飲み過ぎる習慣は心身の様々な病気につながってしまいます。

厚生労働省が生活習慣病リスクを高める飲酒量を、成人1日当たりの純アルコールで注意を促しています。

・成人男性・・・純アルコール40グラム以上
・成人女性・・・純アルコール20グラム以上

純アルコール20グラムは、ビール類中瓶1本、缶酎ハイ1缶、ワイングラス2杯弱、日本酒1合弱、焼酎0.5合強などに相当する量となります。

1日にこれ以上の飲酒を繰り返すと、アルコールの酔いの効きが落ちてくるため、飲酒量が多くなり、アルコール度数も強いお酒を飲むようになるなど、悪循環を繰り返すようになります。

仕事の時間が終わりに近づくとアルコールを飲みたくなったり、飲酒量と回数が増えて、泥酔し周囲に迷惑を掛けるなどの問題を起こしても、飲むことは抑えられなくなったらすでにアルコール依存症になっています。

仕事中でも日中でもアルコールが切れると手が震えて、気持ち悪くなり、発汗し、眠れないなど離脱症状(禁断症状)が出てしまい辛くなるので、一人で飲んでしまい繰り返すのです。

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どんな人がアルコール依存症になるのか

自己中心的でいい加減な人が、アルコール依存症になるとの偏見がありますが、飲酒の結果としてそうなるのであり、実際には几帳面で真面目で不器用な人が多いと言います。

その特徴は、次の6点が挙げられます。

① 自己評価が低く、自信が持てない
② 人を信じられない
③ 本音を言えない
④ 見捨てられ不安が強い
⑤ 孤独でさみしい
⑥ 自分を大切にできない

お酒を飲まなければいい人だというタイプが多く、酔った時の言動ではなく実際のその人と対等であること、敬意をもって接することが大切なのです。

女性のアルコール依存症は30代から始まる

近年、若い女性の飲酒の機会が増えたことから、その飲酒リスクが心配されています。

生活習慣病リスクを高める量以上を飲酒している女性は、顕著に増加していると言います。

「女子会」が盛んになり、「合コン」の機会が増え、若い女性をターゲットにしたお酒のコマーシャルも多い現状では、当たり前とも言える結果です。

本来女性は男性に比べて、お酒に弱い体質で、同じ量のお酒を飲んでも、体格の差に応じて肝臓が小さいので、アルコールの分解が遅く血中濃度が高くなり、男性よりも早く依存症になりやすい傾向があります。

また、アルコール性肝障害が進行して肝硬変になるのも、男性より女性が早いと言われています。

仕事を続けている女性は30代頃から重要ポストに就くようになり、仕事のストレスや飲酒の機会も増えてきます。帰宅して一人になると、孤独感やストレス解消から一人でお酒を飲むようになります。

また、結婚し子育ても一段落すると、一人取り残された空虚感から飲酒して、アルコール依存症の患者になるのは典型的な例であり、
このようなきっかけはうつ病などの精神疾患と変わりありません。

女性がアルコール依存症になる原因は、子育てや夫婦関係、嫁姑関係、近隣トラブルなど原因となっているストレスがはっきりしているケースが多いので、ストレス発散する方法が見当たらない人の飲酒は周囲の気づきが大事になってきます。

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定年後の男性は居場所と仲間を作る

バリバリと仕事していた男性が定年になったとたんに、自分の役割を見失い自宅での存在感を感じられず、空虚感から飲酒して一層家族から敬遠される、この悪循環からアルコール依存症になってしまうのは、典型的な高齢男性のパターンです。

定年後の生涯設計が出来ていれば、趣味やボランティア、再就職のアルバイトなど、自分が出来ることとやりがい、居場所と共有する話題の提供など、健康的な家族関係を築けるのですが、真面目に仕事してきた人ほど、その役割を終了した後に自分とどう向き合うかが問題になってきます。

高齢になっての飲酒の習慣は依存症になっていなくても、酔いから転倒しやすくなって、さまざまな要因から認知症のリスクも高くなります。家族や本人が飲酒のリスクに気付き、治療や予防など対応していくのが大切なのです。

アルコール依存症は、世間体が悪いからと精神科を受診するのを避けたり、隠したりすることで、本人は疎外感を一層感じるようになり、量を減らすどころか増えていきます。

「お酒を飲まずにはいられない」患者を受け止めても、家族が「お酒を止めろ」とか「飲まないように」と叱っても、患者自身が「やめたい」「飲まないように頑張る」という意識を自ら持たないと減らすことは出来ません。

家族から責められたり、叱られたりするとそのストレスからまた飲んでしまいます。

家族は、飲酒する患者のありのままを認めて、素直に話を出来る信頼関係、患者がここに居ても良いと感じられる居場所と、同じ苦しみを分かり合える仲間の存在があって初めてアルコールに頼らない毎日を送れるようになるのです。

一人にしない、一人にならない、飲酒してはいけないとわかっていても飲んでしまう自分と闘っているアルコール依存症の患者のありのままを認めることから治療は始まるのです。

一人で飲むアルコール1杯が、何よりも美味しく楽しみにしている貴方に、どうぞ飲酒量が増えませんように。

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