フォンダンショコラとはフランス発祥のチョコレートケーキ。
「フォンダン・オ・ショコラ」というのが正式名称ですね。このフォンダンfondantは「溶ける」という意味の動詞です。文字通り、ケーキの中に溶けるチョコレートソースが入っているのが特徴です。
温めて食べると風味豊かなチョコレート生地と、切断面からトロリと流れでてくるチョコレートソースを堪能することができます。冬に食べても美味しいデザートですね。
バレンタインや誕生日などプレゼントとして渡す場合は、冷たいフォンダンショコラにする必要があります。
冷蔵庫でひんやり冷やして楽しむか、トロリと温かいソースを楽しむか、それぞれの良さがあるかと思います。そして、材料や作り方も少し違ってきますね。
いくつかオススメのレシピをご紹介してみたいと思います。
目次
簡単に作れるフォンダンショコラのレシピ
お手軽なものも多いので、是非挑戦してみてください!
簡単フォンダンショコラ
用意するものは、薄力粉(大さじ2)・塩(少々)・砂糖(大さじ1)・卵(1個)・バター(50g)・ビターチョコ(50g)です。
ビターチョコとバターをレンジで温め溶かす。
砂糖→卵→塩の順に加えながら混ぜる。
ふるった薄力粉を加え混ぜ合わせる。
お好みの型に流しいれ200度程に予熱したオーブンで10分程焼きます。
焼き時間は使用するオーブンによって、変動アリ。
最後に粉砂糖をまぶし、10分程冷ましたら出来上がりです。
一つのボールに材料をいれ、混ぜ合わせるだけです。とても簡単ですね!
失敗なし後のせフォンダンショコラ
トロリと流れるチョコクリームを失敗しないためのレシピ。
用意するものは、薄力粉(25g)・砂糖(20g)・バター(50g)・卵(1個)・ココアパウラー(10g)・チョコクリーム用(板チョコ25g・バター10g・生クリーム20cc)です。
生地用とクリーム用に耐熱ボウルを用意、それぞれバターとチョコレートをレンジで溶かします。
そこへ砂糖、ココアパウダー、卵をいれ混ぜます。
ふるった薄力粉とベーキングパウダーを生地用ボウルへ投入します。
それを型に流しいれ170度に予熱したオーブンで18分-20分焼きます。
焼きあがったら型から外し、真ん中をハートや丸などの型で生地の半分ぐらいまで抜き、穴を作ります。
クリーム用に溶かしたバターとチョコレートに生クリームを混ぜ合わせ、先ほどの穴に流し込みます。
食べる直前に軽くレンジで温めれば完成です!
プレゼントなど外へ持っていく場合には適しませんので、ご注意ください。
5分で作る小豆フォンダンショコラ
時間がないけど作りたい!という方のためのレシピ。
用意するものは、薄力粉(大さじ1)・卵(1個)・生クリーム(50ml)・ブラックチョコレート(55g)・甘い小豆缶(適量)
チョコレートと生クリームを容器にいれ、レンジで溶かす。
別ボウルに卵を入れ、白っぽくなるまで混ぜる。
そこへ先ほど溶かしたチョコレートと薄力粉、小豆を適量入れて混ぜます。
容器へ生地を流しこんだら、トースターで5分焼きます。
2-3分予熱でそのまま放置し、火を通せば完了。
砂糖を使わないかわりに、小豆缶の甘みを利用します。小豆の量によって甘みが変わりますね。また、ブラックチョコレートをビター・ミルクチョコレートにすると風味も変ります。
粉なしフォンダンショコラ
薄力粉を使わないレシピです。
用意するものは、バター(40g)・砂糖(40g)・卵(2個)・ミルクチョコレート(55g)・ココアパウダー(適量)
容器にサラダ油を塗って置きます。
ボウルにバターとチョコを入れ、レンジで溶かします。
そこへ砂糖→卵→ココアパウダーをいれて混ぜます。
容器に流しいれ、180度の予熱後9分程焼きます。焼き時間によって、チョコレートのトロトロ具合が変わってきます。
冷めてしまった場合は、食べる前にレンジで数秒温めると美味しくなりますよ。
実は腸の弱い人がフォンダンショコラを食べてお腹を壊すという現象があります。
β澱粉という状態になりやすく、人によっては腸壁を刺激しお腹を下してしまうことがあるんですね。そこで、薄力粉を使わないことでこの状態を回避することが出来るのです。
もし心当たりがある場合は、粉を使わないレシピで作ることをオススメします。
おわりに
フォンダンショコラのレシピいかがでしたか?
甘いものが苦手な方には、ビターチョコを使用しラム酒などを少し加えるといいかもしれません。フルーツソース(ベリーなど)をあとからかけてもいいですね!
バニラアイスもオススメです。
どのレシピも簡単で、用意する材料も少ないのでチャレンジしやすいかと思います。
余談です。
フォンダンショコラ美味しそうですねー。チョコレートが苦手という方に、著者のオススメ簡単スイーツをご紹介しますね!
用意するものは、マリービスケット・砂糖・生クリーム・イチゴ・牛乳です。
作り方も簡単。砂糖と生クリームでホイップを作ります。
牛乳に浸したマリービスケット→生クリーム→イチゴの順に積み上げていきます。
これを繰り返しタワーを作り、最後に全体に生クリームを塗ります。
そして、アルミホイルで包み、冷蔵庫で数時間〜1日寝かせます。
食べるときに取り出し、タワーを横にして斜めに切るとおいしいケーキの出来上がり。
断面にビスケットの層ができ、見た目もオシャレです。一度お試しください。