約6年間(場合によってはそれ以上・それ以下?)毎日一緒に登校したという思い出、またおじいちゃんおばあちゃんに買って貰ったなど、親も子も思い入れのあるものがランドセルだと思います。
ただ、卒業後にどうするべきか悩みますよね。
他のかばんとは違い普段使いが出来ないので、必然的に使わなくなりますし、クローゼットにしまっておいても、いずれどうにか処分しなければならない日がやってきます。
使わないけど、出来れば捨てたくない・・・そんな思いの方が多いのではないでしょうか。
では、有効活用できる方法について調べていきましょう。
目次
ランドセルを寄付する方法
まず考えられる方法としては「寄付」ですね。
丈夫に作られているランドセルは多少劣化はしますが、まだまだ使える状態のまま卒業を迎えることが多いのです。
誰か、おさがりで使ってくれたらいいのにな・・・と思いがちですが、簡単ではないですよね。
入学祝いとなれば、孫のためにおじいちゃんおばあちゃんが贈る場合もあります。
また、我が子の学園生活は新品のランドセルでスタートを切らせたい!と考える親御さんも少なくないですよね。
では、本当に中古のランドセルは行き場がないのか?
いいえ!そんなことはありません!
世界にはまだまだ物資に恵まれない国がたくさんあります。そういった国々の子供たちにこのランドセルを寄付して使っていただくことが可能です。
私のたちのランドセルと、世界の子供たちを繋ぐ機関を利用しましょう。
[ad#ad-1]ジョイセフ(JOICFP)
使われなくなったランドセルをアフガニスタンに寄贈し、子供たち、特に教育の機会に恵まれない女の子の就学に役立てる活動をしています。
募集期間は限られていますが、秋や春頃がメインですね。時期に関しては、問い合わせやオフィシャルサイトをチェックしてください。
ランドセル1個につき海外輸送経費として1800円の実費が生じます。
各自、横浜の倉庫へ宅急便等で送ります。
宗教上の都合から、アフガニスタンでは豚革製のものが利用できませんでの、寄付は不可となります。廃棄処理となりますので確認してくださいね。
またブランドの買取で有名なブランディアでは、ランドセルを無料回収しメンテナンス後ジョイセフへ転送してくれます。1800円の実費は発生しません。
ブランディアへ毎日送られてくる査定希望商品、大きなダンボールの隙間で何か出来ないか・・・という取り組みからランドセル回収が実施されているそうです。
なので、こらちは必ず買取希望商品と一緒に送る必要がありますのでご注意ください。
ワールドギフト(国際社会支援推進会)
不用品や支援物資を集荷し、途上国の人々・団体・施設へ物資支援を行っています。
その内の一つがランドセルとなります。
ニカラグアの児童施設、山岳の貧困地域の学校、障がい者支援団体のイベント、ラオス中北部の児童施設など・・・ここから届けられるランドセルの行方は様々です。
ホームページ上で、支援される際の子供たちの写真が載っています。こんな笑顔で受け取って大切に使ってもらえるなら、処分してしまうより良いですよね。
利用する際は、まずメールフォームから荷物の集荷依頼を出してください。
寄付以外の処分方法
処分という言い方は不適切かもしれませんが、リメイクをする方法があります。
せっかくたくさんの思い出がつまったランドセルなので、今後使えるものに変身させましょう。
ランドセルから作られる小物は色々あります。
財布、パスケース、キーケース、ベルト、ストラップ、小物入れ、ペンケースなど。
家族分のキーホルダーを作ったり、ランドセルを買ってくれたおじいちゃんおばあちゃんに印鑑ケースや通帳ケースをプレゼントするのもいいですよね。
リメイク品や使うパーツなどによって加工賃も変わってきますね。
有名なお店をご紹介すると「ランドセルリメイク工房」があります。
こちらは、伊勢丹・三越といった有名百貨店にも受付窓口があります。
また、インターネットで検索をすると革工房や職人さんたちがそれぞれリメイクしてくれるところもありますね。
最終的にお手元で処分をされたい方は「燃えないごみ(不燃ごみ)」として出してください。
[ad#ad-1]おわりに
使わなくなったランドセルの処分方法について、いくつかご提案してきましたが、いかがでしたか?捨てることが悪いことではありませんが、丈夫に作られたランドセル。
せっかくですから、リユース出来れば最高ですよね。
それがリメイクなのか、寄付という形なのか・・・選択肢はたくさんあります。
せっかくですので、1.2年たったあとに決断するのもいいですよね。
納得いく方法をお探しください。
余談です。
そういえば、海外の若者が日本のランドセルを日常的に使っているというのを見たことがあります。スタイリッシュで丈夫でとても好評なんだとか・・・。
リメイク項目にも、大人用リュックへリメイクしてくれるところもありました。お値段はそこそこしますが、思い出込みですからね、いいですよね。
寄付に関しては、海外ばかりが目についたので日本国内での物資支援を探してみたのですが、なかなかないのが現状のようですね。
ランドセルに関してはメーカーが寄付をしたり、支援団体が新品を買い与えるということが多いそうです。
子供たちが中古のランドセルを使わなくていいのはとても素敵なことなんですけどね・・・。
著者も、ランドセルをどうするか・・・という選択を行う際には、寄付かリメイクで行きたいなぁ。