厄払いの時期は男性と女性で違う!のし袋に入れる料金はいくら?

そもそも厄払いとは何なのか?

皆さん「厄年」というのはご存知ですか?

この厄年というものは馴染みのある方も、全く気にしたことのない方もいらっしゃいますよね。

平安時代から厄年という概念があり、現在まで長いこと受け継がれてきている風習の一つです。

前厄・本厄・後厄と3年間が定められており、何かよくないことが起こる年と言われています。

2017年の厄年はこちらです。

本厄(男性)
1993年(平成5年生)25歳
1976年(昭和51年生)42歳
1957年(昭和32年生)61歳

本厄(女性)
1999年(平成11年生)19歳
1985年(昭和60年生)33歳
1981年(昭和56年生)37歳
1957年(昭和32年生)61歳

年齢は数え年です。日本では古くから数え年で年齢を数えていました。

母の胎内から出たそのときからを1歳と考えます。

1年後のはじめての誕生日には2歳と数えるということですね。

精神的にも肉体的にも変化が訪れる時期だと言われ、日々の生活で少しずつ溜まっていく厄をこまめに祓うという意味で厄払いを行います。

厄払いとは

精神的なもの、肉体的なことに変化が起こりやすく、身体を壊したり、思いも寄らぬ受難を受けたりするという人生の節目になる年齢で、厄をお祓いします。

地方によって異なりますが、ほとんど場合は神社で厄払いを行います。

全国的に厄除けで有名な神社や仏閣が数多く存在しますが、地元の神社や仏閣にお願いすることが多いですね。

また、お祓いの専門家にお願いする場合もあるようです。そして、日常的に厄を寄せ付けない方法として、厄除けとなるものを身につける方法もあります。

厄払いとは、災厄を避け、今後の人生を無事安泰み過ごすため、祈願祈祷することを指します。その思いがあれば、場所や人、方法は問わず厄払いが出来るということですね。

また日本だけでなく、中国・トルコ・イギリス・スペインなどそれぞれの国で、異なった厄払いがあるそうですよ。

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厄払いの時期

では、前厄・本厄・後厄と決められた3年間・・・厄払いをする時期はいつなのか?という疑問です。

厄払いをする時期ですが、明確な決まりはありません。

理由はとても簡単、厄年に対する地域の風習や考え、方法がそれぞれ違っていたり、また神社や仏閣といった場所も異なるからなんですね。

年の節目である新年正月元旦に行うケース。

年の節目を旧正月と考えた時、厄年の区切りも旧正月からとし、節分にあわせて行うケース。

年始から節分までに行うケース。

どうしてもこの時期に厄払いをしなければいけない!ということはありません。

厄年を無事乗り越えるために祈願することが厄払いの本質なので、一定時期を過ぎたからといって厄払いが出来ないということはないんですね。

基本的には、一年中厄払いをすることは可能なのです。

しかし、神社によっては喪中を嫌う場合もあります。四十九日の忌明後であれば問題ないとするところもあります。そのため、事前に問い合わせをする必要がありますね。

また、子供の厄払いは誕生初参りや、七五三さどのお参りと合わせて行うことが多いです。

著者としては、新年正月そうそうに厄払いを行い、気持ちを新たに1年を過ごすというのもいいのではないかと思っております。

祈祷料の料金と包み方

厄払いで神社、仏閣に渡す祈祷料(初穂料・玉串料)の金額はそれぞれ異なります。

一般的には3千円、5千円、7千円〜となっているところが多いですね。

また「金額はお気持ちで」とされている場所が多いので、上記の金額を考慮し、気持ちで包むのが良いと思います。

神社・仏閣によっては祈祷を捧げる期間が異なる場合もあります。

神奈川県にある有名な川崎大師では、祈祷料ごとの授与物が提示されています。とても分かりやすいですよね。

祈祷料の額によって、御札の大きさが異なります。

この祈祷料の納め方ですが、祈祷を依頼する神社の社務所や祈祷受付所で、必要事項を記入した用紙と一緒に初穂料として納めます。

基本的には、現金をそのまま受付で支払って問題はないとされています。

厄払いは、七五三やお宮参りなどの「お祝い」とは趣が異なるため、熨斗袋は必要ないという考えなんですね。

しかし、紅白の蝶結びの水引きが掛かった熨斗袋(のしぶくろ)を用意し、納めることもあります。

日本の習わしを大切にしたいという方は、こちらの方法をとる方が多いですね。

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厄払いのときの服装

男性は、濃紺か黒のスーツに黒か白のネクタイ(派手な色や柄は避けます)。

ワイシャツの色は白、靴下は濃紺か黒が望ましいです。靴はスーツにあわせ黒や茶色の革靴。

女性は、濃紺や黒のスーツ、ワンピース。露出が少なく華美でないものを選びましょう。スカート丈は短すぎないもので、パンツスタイルでも可能です。

ストッキングやタイツは、肌色や黒のものを選び、柄は避けてください。

靴はなるべくフォーマルなもので、ローヒールです。アクセサリー類も、華美にならずシンプルなものが良いでしょう。

また女性の場合は、着物を着るという選択肢もあります。

振袖、留袖、訪問着などが好ましいです。

露出が少なく、華美にならないという点に注意してくださいね。

厄払いの服装については特に決まりなどはありませんが、男女共に靴を脱いで本殿への上がることとなるので、靴や靴下など足元の汚れにも注意してくださいね。

冬場の帽子やコート、マフラー、手袋といったものは通常取るのが礼儀となっています。

また場所によっては正装指定がないかどうか、事前に十分確認をとってください。

マナーも厄払いの一部と考えていきましょう。

おわりに

余談です。

神社やお寺に行くのが好きです。先日も足早に過ぎ去った秋を感じるため、最後の紅葉を見にお寺へ行ってきました。思ったより人が多かったですね。

神聖な場で流れるあのなんとも言えない空気感が好きなんですよね。

また京都へ遊びに行きたいな・・・。

お寺を訪れるときは必ず、お参りをするようにしています。

お願い事を唱える際、名前と住所を言うと良い!と聞いたことがあり、実践しています。

結果、長い時間お参りするので、他から見たら「願いごといっぱいなのね」と思われているかもしれませんね(汗)

お寺や神社を訪れる機会は多いのに、知らぬ間に厄が過ぎていっている著者でございます(汗)

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