結婚式に招待された時に気をつけるべきマナーとは

一般社会で生きているとマナーを守らなければいけない場面が多くあります。

そして、マナーを守れないと社会人として情けないと思われてしまうことさえあります。

ここでは、社会人ならば守らなければいけない、知っておかなければ恥ずかしいと思われる結婚式に招待された時のマナーを紹介したいと思います。

結婚式の招待状の返信の仕方

結婚式の招待状を受け取った時、返信の仕方にはマナーがあります。

「御出席」と「御欠席」の片方に丸をつけて返信すれば良いというものでは無いのです。

例えば出席をするならば「御出席」の「御」と「御欠席」を二重線で消し、その横に一言書き添える、欠席をするならば欠席の理由を書き添える等の配慮が必要です。

宛名の「行」を二重線で消して横に「様」と書き換えるのは当たり前のマナーですね。

そして「御住所」や「御芳名」の「御」と「御芳」を二重線で消すことも大切です。

これらは当たり前のものですが、経験がなければなかなかできないことでもあります。

できていて当然のことであり、これらのマナーを守らずに返信してしまうと、相手にとんでもなく失礼な印象与えてしまうのです。

さらに結婚式の招待状は結婚式を挙げる本人にとってはとても大切なものですから、必ず期限を守る必要があります。

できるならば招待状受け取ってからすぐに返信を出すべきですが、もしも予定が立たずに返信が出せないと言う場合は電話や手紙で「何日までには返信する」と一言伝えておくと丁寧です。

結婚式の服装のマナー

結婚式に呼ばれたら、どんな服を着ようか考えますよね。

特に女性は、着物を着るのか、洋装で行くのかなど様々なことを考えなければいけません。この時絶対にしてはいけない事は、白い服を着ると言うことです。

白はあくまでも花嫁さんの色です。花嫁さんが白いウェディングドレスを着るのですから、これに被ってしまう色を着てはいけません。

花嫁さんよりも目立ってしまう服装もいただけません。結婚式の主役は新郎新婦であり、特にその中でも花嫁さんが主役です。その主役を送ってしまうような服装をしてはいけません。

また独身者ならば振袖でも良いですが、既婚者あるいは30歳を過ぎたあたりから振袖は避けた方が良いでしょう。

そして昼間の披露宴に肩が出たワンピース、素足にミュールサンダルなどと言う、フォーマルとは言い難い服装も避けるべきです。

特に女性には選択肢が多いためいろいろな服装を考えてしまいますが、結婚式はあくまでフォーマルな服装で行くと言うこと、そして花嫁さんを食ってはいけないと言うことを覚えておきましょう。

受付のマナー

受付では「本日はおめでとうございます」としっかり挨拶をしましょう。その後、新郎側の関係者か、新婦側の関係者かを伝えます。

ご祝儀も受付で渡します。ご祝儀袋を裸のまま持ってくる方もたくさんいらっしゃいますが、ご祝儀袋は袱紗に包んで持っていきましょう。

袱紗からご祝儀袋を取り出すのは渡す直前です。受付で取り出して表書きが相手に読めるように渡しましょう。

袱紗は色によって用途がありますので、結婚式などのおめでたい場では暖色系のものを選ぶように気をつけましょう。紫色は慶事、弔事のいずれでも使っていいようです。

袱紗を持っていない方は結婚式の度に使えますので1つ持っていた方がいいでしょう。

テーブルマナー

できているようで意外とできていないものがテーブルマナーです。

自分がどれだけ大丈夫と思っていても、お箸の持ち方やフォークやナイフの使い方が間違っていることもあります。

結婚式ではフォークやナイフを使ったフルコースが出されるため慣れてない方も多いでしょう。

用意されているフォークやナイフ、スプーンは外側のものから順番に使っていきます。食べるペースを周りに合わせるのも大切です。

食べている途中にフォークとナイフを置くときはお皿に八の字に置き、食べ終えたら2本を揃えておきます。これが食べ終えたかどうかのサインになります。

また、フォークやナイフでお皿の上のお肉などを切るときに音を立てる、噛んでいるときに口を閉じない、サラダなどを食べても野菜くずがお皿に残っていたり、食べ残しが汚いなど意外に細かいマナーができていない人も多いのです。

しかし、このようなマナーは、できていなければ周りに悪い印象を与えてしまうし、逆にできていれば良い印象を与えることができる、恐ろしいものでもあります。

いかがでしょうか。結婚式のマナーにはたくさんのものがあります。

できていなくてもあまり問題のないものもありますし、できていなかったらとてつもなく恥ずかしい思いをするであろうものもあります。

どれもこれも経験してみなければわからないものでもありますが、社会人として知っておかなければならないマナーに関しては、事前にしっかりと知識をつけ、恥ずかしくないようにしておく必要があります。

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