冬といったらインフルエンザ。
みなさん、インフルエンザの予防接種はもう済みましたか?
インフルエンザには型があり、中でもA型とB型はニュースでも取り上げられますよね。
あのニュースを見るたびに、「今年も来たか―。嫌だなー」って思っちゃうんですよね。
ところで、A型とB型って、どう違うか知ってますか?
ちょっとみてみましょうか。
インフルエンザのA型とB型の違い
A型はウイルスが変異しやすく、たくさんのタイプが存在し、毎年少しずつ形を変えながら季節性の流行を引き起こします。
変異をしやすいがゆえに、最も流行しやすいです。
のどの痛みや高熱、鼻づまりが酷くなり、呼吸器係の合併症を起こす危険があります。
B型はウイルスの変異がしにくく、限られたタイプしか存在しません。
A型の流行が終わった直後、2月から3月の春先に流行するケースも多くある型です。
気管支系や消化器系に炎症を起こしやすく、下痢や腹痛といった症状も現れます。
どちらの型であれ、突然発熱し、急激に熱が上がったり、強い悪寒やふるえが見られ、高熱により強い関節痛や筋肉痛の症状が感じられます。
また、インフルエンザの診断基準のひとつとしてあげられるのは、発熱が38度を超えることです。
潜伏期間と完治までの期間、感染力は?
インフルエンザウイルスは圧倒的なスピードで増殖するので、感染後1日から2日、長くても3日と、潜伏期間は非常に短いです。
高熱など重い症状が出る発症期間は3日から5日で、発症から1週間ほどで完治します。
人に移す可能性がある感染期間としては、感染してから完治するまでですので、だいたい10日ほどになります。
感染性がもっとも高くなるのは、発症から24時間から48時間だそうですが、A型B型共に感染力が強いウイルスです。
熱が下がっても、感染性は失われていませんので、2日ほどは外出を控えるようにしてください。
インフルエンザの予防方法
最大の予防法は、流行前に予防接種を受けることです。
インフルエンザの予防接種は、その年度に流行しそうなものを接種する形なので、確実に罹らないわけではありませんが、軽い症状で収まる可能性が高くなります。
ただし、A型とB型は全く違うものと考え、予防接種もそれぞれ行うのが良いと思います。
普段の生活においては、バランスのとれた食事、十分な睡眠や休養を摂り、適度な運動をして免疫力が下がらないように気を付けましょう。
室内は定期的に換気をして、空気を入れ替えましょう。
また、乾燥すると感染しやすくなるので、濡れタオルを数枚干したり加湿器を使うなどして、適度な湿度を保ちましょう。
外出する際には、乾燥した場所や人ごみをなるべく避けましょう。
マスクを装着する際は、鼻からあごにかけてしっかり覆い、隙間ができないようにしましょう。
1日1枚の使い捨てにして、外す際には耳に掛ける紐の部分を持って外して手洗いしましょう。
家の中に入る前に捨て、家の中にウイルスを持ち込まないようにしましょう。
手に付着したウイルスを口や鼻に持ってこないことが大切ですので、手洗い・洗顔・うがいの順に行い、ウイルスをできるだけ落としましょう。
手洗いはこまめに行うと良いです。
咳やくしゃみをするときは人に向けないようにし、口や鼻をティッシュなどで覆いましょう。
咳が出るときはできるだけマスクを着用しましょう。
手で咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗いましょう。
おわりに
予防接種を受けるという以外は、風邪の予防などと同じです。
手洗いうがいなど、いつも以上に気を付けて丁寧に行ってくださいね。
看病する側も、マスクを着用するなどして、感染に気を付けましょう。
家族全員が一斉に罹ってしまっては大変ですよ。
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