忘年会や新年会があるこの季節は何かと飲み会が多いので、飲むお酒によっては尿酸値が上がってしまいますよね。
健康を気にしているのであれば、飲み会そのものをパスしたいところではありますが、人付き合いなのでそう簡単に断ることも出来ないと思います。それが接待などであればなおさらですよね。
しかし、このように毎日お酒を飲んでいると絶対と言っていいほど尿酸値が高くなってしまいます。
高尿酸値は、放置することで大きな病気に発展する危険があるので、今回は油断をして大きな病気を患わないためにも高尿酸値が引き起こす危険についてみていきたいと思います。
尿酸値をあげる原因は?
尿酸値が上がる原因は「プリン体」や「肥満」と言われています。
油断をしてお酒をたくさん飲んでしまう人はもちろんですが、2杯程度のビールを毎日飲むというような人も尿酸値が高くなるので注意が必要です。
そして、肥満も原因と言われているので、運動をする機会がない方は定期的に体を動かしておきたいですね!
高尿酸値が引き起こす危険とは!
冒頭でも触れたように、高尿酸値の状態が長く続くとさまざまな悪影響が体を襲います。
順番にみていきましょう。
痛風
「痛風」は高尿酸値の代表的な症状です。
その症状は、体内で処理されなかった尿酸が関節に溜まり、そこへ白血球が攻撃をすることで大きな痛みが発生するというものです。
一度経験した方なら分かると思いますが、とにかく痛いので何にも集中が出来なくなります。
継続した痛みではないのが救いですが、メリハリが強いというのも特徴なので、痛みと緩和の繰り返しによって体が疲れてしまうことも多いようです。
腎不全
尿酸値が高いと、関節にも尿酸が溜まりますが、腎臓にも同じく溜まります。
この状態が長く続き、腎臓にたくさんの尿酸が蓄えられるとどんどん機能が低下していき、尿酸が排泄されなくなり、やがて腎不全という大きな病気に繋がってしまいます。
動脈硬化
高尿酸値によって引き起こされる大きな病気の中には動脈硬化もあります。
尿酸値が高い状態が続くと、血管の細胞が尿酸を取り込むことで壁を厚くしてしまいます。
これがどんどん続くと、血液が通る隙間が無くなっていき、血管が硬くなることで動脈硬化となってしまうようです。
そして、動脈硬化と共に脳梗塞なども起こるケースが多いので特にこの病気には注意をしていきたいですね。
いかがでしたか?
たかが数杯のお酒・・と油断する方も多いと思いますが、その数杯が命を奪うことにもなるかもしれません!
ですので、お酒を飲むのであればプリン体が含まれていないもの、そして定期的な運動も忘れずに行うようにしましょう!
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