なかなか正社員で就職ができなくて、フリーターや派遣社員、よくても契約社員という人も多いのではないでしょうか。
日本は昔より多少は良くなったものの、人材の流動性が低く、未だに正社員として新卒の際に採用されないと、なかなか正社員にはなれないとも言われます。
しかし契約社員でも正社員になれる道は十分にあることを知っておけば、迷いなく転職活動に臨めるでしょう。
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そもそも転職の際に契約社員だったか、正社員だったかを聞かれない
転職活動の際には履歴書と職務経歴書を用意し、そして転職のための面接に臨むことになります。
履歴書には現職や前職の会社の名前を記し、何年何月に入社したということは書きますが、そこで契約社員であったか、正社員であったかをあえて書くことはありません。
職務経歴書は、自分の経歴を詳しく記載していきますが、そこでもあくまで「何をしてきたか」ということを書くのであり、「契約社員として何をしたか」という内容で書く必要はありません。
面接でも極稀に「あなたは契約社員でしたか?それとも正社員でしたか?」と聞いてくる面接官はいますが、基本的には会社のことと職務内容、あとは個人のことを聞いてきます。
自分から契約社員と伝えたり、記載するのは自由ですが特に伝えなくてはいけないという義務もありません。
もちろん契約社員だったかどうかを聞かれた際には本当のことを伝えないと虚偽になります。ただし書かないことは自由です。
転職に関しては経歴と能力が見られるので、その人との経験が十分なものと判断されれば採用にはつながっていくでしょう。
若ければ正社員求人も数多くある
20代で転職をする場合には契約社員だったというのも特にハンディキャップにはなりません。
25歳までは第二新卒として扱うような会社も数多くありますし、20代後半でも正社員の採用が少なかったということを理解している会社も多いです。
そして逆に今は若年層の減少によって正社員求人率がどんどんあがっていますから、契約社員であったか、正社員なのかというよりも意欲や能力を見てもらえやすいです。
20代であれば、20代で正社員未経験でも正社員になれる求人を多く扱っている転職エージェント「ハタラクティブ」を利用してみるといいでしょう。
転職エージェントがあなたの転職活動をサポートしてくれます。特に正社員未経験の場合は心強い味方になると思います。
ハタラクティブの特徴はこちらの記事を参照ください。
30代はアピールできる実績を持つ
30代の契約社員は、どうしても20代のときよりも困難になるでしょう。
ただし10年、もしくはそれ以上の社会人経験があるわけですから、何らかのアピールできる経験や実績があるはずです。
転職を意識したら職務経歴書や面接で武器になる実績を作ることを意識し、現職での勤務に励んでそこで一定の成果を残して転職活動に臨むようにしましょう。