在職中に次の転職先を探す行動を起こす時というのはいくつかの注意しておくべき点があります。
では、それらの注意点を挙げていきましょう。
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現状の本業を絶対に疎かにしない
当たり前の事なのですが、案外これを守れない方が実は多いです。あなたはまだ今の会社の社員であるという事を絶対に忘れてはならないのです。
転職活動中はどうかこの事を忘れないで頂きたいと思います。転職活動を行う際でも、現状の業務は何をおいても最優先にするべきです。
もし、転職先候補の会社から面接の打診があったとしても、今の仕事と重なる日時に面接を入れてはなりません。必ず理由を述べて双方の都合のつく日時に設定すべきです。
転職先候補の会社がどうしてもあなたの仕事と重なってしまう日でないと面接の都合がつけられない、と言ってきたとしてもです。それと転職先企業も、そういう事情を考慮しないで自分たちの都合を優先させようとする動きがあるならば、ちょっと考え直した方がいい会社かも分かりません。
いくら転職活動を行っているとしても、あなたの拘束権は当然ながら今の会社にあります。本来ならば今の会社の正当なる業務遂行に差し障るような動きを行う事は、就業規則などで厳に禁じられているはずです。
在職中の会社に気付かれない事
ちょっと後ろめたい気持ちにさせる表現ですが、あなたが今の会社に在職しながら転職活動を行うのであるならば、その動きを今の会社に知られないようにするのは最低限のルールでもあります。
誤解を招きかねない表現ですので付け加えておきます。本来ならば在職中に転職活動を行うべきではありません。行ってしまったら立派な規律違反です。
表沙汰になってしまったら、円満退職への道も閉ざされるかしれません。今の会社にバレてしまって下手をすると懲戒解雇並みの処遇を受ける可能性もあります。
よって自分の同僚・知人への口外も一切、禁止です。あなたの情報を同僚が掴んだら、即会社に報告されることもあり得るかも分かりません。
そんな同僚に囲まれていたら辞めたくなる気持ちも理解できますが、あなたがそう感じていなくても同僚は会社に報告するかもしれませんので自分の身を守るためにも気をつけてください。
さいごに
如何だったでしょうか?在職中に転職活動を行う場合に最も注意しなければならない点は、「今勤めている会社に対する配慮」という事になるのです。
現在の業務をいい加減にしている人は転職先でも結局うまくいかないのではないでしょうか。
至極当たり前の事ですが、いち社会人として最低限のルールは守って転職活動を行う事がなにより重要です。