風邪の予防には緑茶うがいがおすすめ!

風邪の予防をする為には、外出先から帰ったら「うがい」「手洗い」が効果的だと推奨されていますね。

睡眠をしっかりとって、栄養バランスの良い食事、疲労を残さない、規則正しい生活など、健康的な毎日をおくることが一番の風邪予防になるのですが、そうそう上手く出来ないのが日常です。

皆さん、緑茶でうがいをすれば風邪予防に大変効果があることを知っていますか?

緑茶成分が風邪予防に役立つのですが、これからの季節風邪をひかない為にぜひ試してみてはいかがでしょう。

緑茶カテキンの殺菌・抗ウイルス作用

緑茶を飲むと口の中がスッキリ・さっぱりしたさわやかさを感じます。

そのあとに緑茶独特の渋みが残りますが、この渋み成分が「カテキン」です。

カテキンには、殺菌作用がある事が分かっており、抗ウイルス作用もあることから、風邪の予防に適した飲料として適しているのです。

静岡県島田市の小中学校に、子供達がいつでも自由に飲める緑茶の出る蛇口(給茶機)が設置されています。

これは、子供の頃から緑茶に親しんでほしいという願いと一緒に、風邪の予防と健康の為に島田市が設置しているものです。

一般家庭で給茶機の設置は出来ませんが、緑茶を常に飲む習慣を持つことで、自然と口腔内の殺菌に効果があるといわれます。

ただ飲むだけでは無く、口に含んでグチュグチュする、ガラガラとうがいをすればより口の中や喉の奥に潜んだ菌やウイルスを抑える事が出来るのです。

緑茶うがいが風邪予防に効果的なわけ

風邪予防には「うがい」「手洗い」の基本を、「緑茶うがい」と「手洗い」に変えましょう。

外出から帰ったら、お水のままかうがい薬を入れたお水でうがいをしているのを、緑茶を急須で淹れてから冷ましてうがいします。

うがい薬はうがいしたら吐き出さなければなりませんが、緑茶はそのまま飲んでしまっても問題ありませんよね。

汚いですか?うがいして飲むということは、菌が体内に入り込んじゃうことになりますね。

でも、大丈夫ですよ。菌を流し込み飲んだウイルスや細菌は、胃の強い酸によって死滅してしまいます。

緑茶うがいは、あくまでも予防に効果があるのであり、風邪をひいてしまってからの緑茶うがいで風邪は治りません。目に見えない菌やウイルスを体に入り込む前に殺菌して、口腔内から喉に付着したウイルスが感染するのを防ぐのが緑茶の力なのです。

緑茶は朝急須で淹れて持ち歩くことができるので、喉に異常を感じたり、気になった時にいつでもうがい出来て、飲料としても飲むことが出来ますから、とても便利で安全な風邪予防になるのです。

ペットボトルのお茶でも効果が無いわけではありませんが、自分で茶葉を入れ急須で淹れたお茶の方がカテキン、ビタミンC、カフェインなどの成分が十分抽出されて効果があります。

ただ、緑茶は長持ちせず、時間が経つと酸化して効果も薄れ、味も悪くなるので、その日の内の早めに使うようにしましょう。

いつでも、美味しい緑茶の淹れたてを飲みたい場合は、粉末状の緑茶を使うようにすれば、緑茶丸ごとの成分を摂取できて、美味しく風邪予防することが出来ます。

緑茶は風邪をひいた後は効果無いの?

緑茶成分の効果・効能はいろいろと挙げられています。

  • カテキン:殺菌効果、細菌の増殖抑制効果
  • ビタミンC:免疫力を高める。喉の粘膜を強化して菌の侵入を防ぐ
  • カフェイン:頭痛を緩和、代謝促進

緑茶はあくまでも予防効果が高いのであり、すでにひいてしまった風邪を治す効果はありません。

発熱を伴う風邪の時に緑茶を飲むと、利尿作用がある事から体内の水分を排出する為、水分補給には不向きで脱水症状を助長する場合があります。熱を伴う風邪の時は、緑茶を飲まないようにしましょう。

咳を緩和する

風邪をひくと喉は乾燥して炎症を起こし、咳が出やすくなります。

緑茶で少しずつ水分補給して潤しながら飲むことで、喉の炎症を抑える効果があり、緑茶に含まれるポリフェノールが咳を鎮めやすくします。冷たいお茶は気持ち良いかもしれませんが、身体を冷やすと咳が出やすくなるので、温かくして飲む方が効果的です。

喉の痛みを癒す

緑茶のカテキンは喉の粘膜に張りついた細菌やウイルスを包み込んで吸着、死滅させる特徴を持っていることから、咳や乾燥で炎症を起こした喉を潤し症状を鎮めてくれます。

また、緑茶を淹れる時に沸騰したお湯を使い、10分くらい置いてから飲むことでカテキンの量が5倍ほどに多くなります。緑茶の渋み・苦みも多くなりますが、スッキリとしたカテキンいっぱいの緑茶で喉を楽にすることが出来ます。

緑茶は健康生活に欠かせない?

「風邪は万病の元」と言われます。

疲労やストレス、不規則になっている食事に睡眠時間、心身が弱っている時に風邪菌は侵入してきます。

常に風邪のことばかり考えることは出来ませんが、普段飲んでいる飲料を緑茶に変えて持ち歩くだけで、飲み物としても、予防のためのうがいにも使えます。

カテキンで殺菌し、ビタミンCで免疫力を付けて、カフェインで頭痛の緩和や代謝を促進して血流を促します。

少しずつでも飲み続けることで、無理せずに風邪の侵入を防ぐことが出来ます。

ペットボトルよりも自分で急須を使って淹れる緑茶で風邪の予防を心がけましょう。まずは、予防と日常生活を健康的に見直す事で、緑茶の効果もより増してきます。

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