住宅ローンの金利は引下げられる!借換より簡単!

現在、住宅ローンを借り入れしており、その金利を引き下げしたいと考えている方は参考にしていただければと思います。

この記事では私が2016年に借入中の住宅ローン金利を引き下げた時の体験談を紹介します。

当初の住宅ローン金利

私が住宅ローンを借りたのは2012年にまず土地の購入分を、2013年に建物分をという形で2回に分けて借り入れを行いました。

いずれも返済期間は35年で、金利は全期間固定と10年固定のミックスローンで、平均すると2.1%くらいでした。

2013年に住宅ローンを借りた時も金利は最低水準と言われており、これ以上下がる可能性よりも上がる可能性の方が高いと判断して固定金利でローンを借りました。

実際に2012年の借入の方が金利が低く、2013年の借入時は少し上がっているという状態でした。

ところがその後、金利は下がり、2016年には想定もしていなかったマイナス金利政策が導入され、住宅ローン金利もさらに下がった状態でしたので、住宅ローンの借換を検討することにしました。

住宅ローンの借換を申込

まずは別の金融機関へ借換の申込みをしてみることにしました。

この時に申込みしたのは住信SBIネット銀行の住宅ローンです。20年固定が0.98%と1%を切ってきたので今のうちに長期で低金利のものに借り換えようと思いました。

すでに口座は持っていたのでネットからログインして住宅ローン借換の申込みから必要事項を入力していきます。

勤務先や年収、いくら借りたいのか、現在の住宅ローン情報、自宅の情報などを確認しながら入力していきます。結構面倒です。

入力がすべて終わると、仮審査の受付がされた状態になり、結果はメールで連絡を待ちます。2日後くらいにメールがきて仮審査は通過していました。

さらにその4日後くらいに正式審査の申込みに必要な書類一式が郵送されてきます。

郵送された書類の中に申込時に必要な書類の一覧が入っていますが、これを用意するのが非常にしんどい。

私の場合、借換の申込書、団体信用生命保険の申込書などの他に以下の書類が必要とのこと。

  • 住民票または住民票記載事項証明書(原本)
  • 確定申告書3年分※
  • 納税証明書(その1、その2)3年分(原本)※
  • 売買契約書
  • 重要事項説明書
  • 工事請負契約書
  • 平面図
  • 通帳(既存借入の直近1年分の返済履歴確認資料)
  • 返済予定明細表
  • 融資残高証明書
  • その他のローンがある場合はその返済予定明細表

※確定申告書と納税証明書が必要なのは給与所得に加えて不動産所得や事業所得がある場合で、給与所得のみで確定申告していない場合は源泉徴収票と住民税課税決定通知書で大丈夫です。

これを全てそろえるには税務署などにもいく必要があり、かなり手間がかかるので翌月の金利を確認してから書類を準備するか決めようと思い、書類準備は一旦ストップしました。

現在の住宅ローン金利の見直しが可能?

借換の流れが記載された資料の中で、面倒な手続きの1つに現在の借り入れ元の銀行に連絡して返済の担当者を確認して知らせるというものがありましたので、とりあえず借り入れ元の銀行にHPの住宅ローンに関する問い合わせからコンタクトを取りました。

するとその応答の中で、借入元の金融機関から現在の住宅ローンの金利見直しも可能であることを提案されました。

借換なくても金利が下げられるとは思っていなかったので、少し考えましたが以下の2つの理由から今回は金利引き下げで済ませることにしました。

大量の書類が不要なこと

すでに借り入れしていることもあり、ほとんどの書類は不要でした。借り入れから3年ほど経過しているので昨年の源泉徴収票だけは必要でした。

手数料が安いこと

借換の場合、事務手数料が融資額の数%必要で、今回の場合100万円以上の手数料になりますが、金利引き下げの場合は条件変更手数料で1万5千円で済みます。

まとめ

私は金利引下を選択しましたが、借換の方が金利は下げられますので、上記2点よりも、とにかく低い金利を優先するという場合は借り換えしかないでしょう。

ただし、住宅ローンの借換にはかなりの労力がいりますので計画的な行動が必要でしょう。

あまり手間をかけずに少しでも金利を下げたいという場合は現在の借り入れ金利を見直してもらう方が断然楽でおススメです。

この引下の結果、ミックスの約2.1%から、全期間固定の1.58%となり、0.5%の削減に成功しました。

当時はいずれの場合も住宅ローンの手続きはものすごく混み合っていて、私も依頼してから引き下げまで約2ヶ月待ちましたので、現在の住宅ローン金利が高いままの方はすぐに行動することをおすすめします。

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