さくらんぼは、辞書を引くと「さくらん坊」と書いてあります。
小さく、愛らしいイメージの代表的な果物です。
さくらんぼは季節感を伝えてくれる果物ですが、ちょっと高級な果物で、いつか安くなったら食べようと思っているうちに、シーズンが終わってしまいます。
今回は、初夏の自然の恵み“さくらんぼ”について詳しく説明します。
目次
さくらんぼ狩りの魅力
さくらんぼ狩りの最大の魅力は、高級フルーツのさくらんぼを思う存分食べられることです。
採り立ての甘酸っぱいさくらんぼの味は美味しいこと間違いなしです。
さくらんぼ狩りをしてビタミン豊富なさくらんぼを堪能しつつ、自然の澄んだ空気を体いっぱいに吸い込んで気分までリフレッシュすることができます。
日頃なんとなく体力不足を感じている方は、自然の中で歩いたり体を動かしたりすることで、運動不足を解消するのにも効果的です。
[ad#ad-1]美味しいさくらんぼの見分け方
さくらんぼ狩りでの美味しいさくらんぼの見分け方は次のようになります。
1. とにかく真赤な実を選びます。
2. さくらんぼは日当たりの良い所から順番に熟していきます。日陰よりも日光が十分に当っている所を選んで食べます。
3. 樹木の栄養はどんどん高い所に行く習性があります。さくらんぼも木の高い所の方が実も大きいですし、味も濃くおすすめです。
4. 同じ品種であれば、葉が大きい方が美味しいです。同じ品種でも木により多少、味が違います。
5. 何がなんでも佐藤錦と思っている方も多いようですが、食べ頃の品種や好みもありますので、いろいろな品種を食べることをおすすめします。
さくらんぼ豆知識
一般的に木は桜桃(おうとう)、実はさくらんぼ、加工されるとチェリーと言われます。さくらんぼの豆知識をいくつか紹介します。
1. さくらんぼの栄養
さくらんぼの甘みはブドウ糖、酸味はリンゴ酸、クエン酸、コハク酸等の有機酸から構成されています。カロチンも多く含みます。また、利尿作用や気管支炎等の消炎作用があると言われています。
2. さくらんぼの持ち運びには
自宅まで持ち帰る場合はクーラーボックスが良いです。パックのままですと、実が柔らかくなったり、傷みやすくなる原因になります。
3. 産地の苦労
さくらんぼの木はものすごく高く実る場合があります。はしごでは間に合わず、クレーンを使っている場合があります。美味しく実ると鳥も狙ってきます。雨よけテントは鳥よけも兼ねています。
4. さくらんぼの全国出荷状況
1位 山形県
2位 青森県
3位 北海道
4位 山梨県
5位 秋田県
6位 福島県
7位 長野県
8位 岩手県
全国さくらんぼ狩り情報
全国5地域のさくらんぼ狩り情報(時期・値段・品種)です。
1. 北海道
・時期 7月上旬~8月上旬
・値段 中学生以上1000~1300円 小学生700~1000円
・品種 佐藤錦、水門、紅秀峰、南陽、平和錦等
2. 東北
・時期 6月中旬~7月中旬
・値段 大人1300円 子供700円
・品種 紅さやか、山形美人、佐藤錦、紅秀峰、大将錦等
3. 関東
・時期 6月中旬~7月中旬
・値段 中学生以上1600~2000円 小学生1000円
・品種 佐藤錦、正光錦、大将錦、紅秀峰、ナポレオン等
4. 関西
・時期 5月下旬~6月下旬
・値段 大人1000~1800円 小学生800~1300円 3歳以上800円
・品種 香夏錦、高砂、佐藤錦、南陽、ナポレオン等
5. 九州
・時期 6月中旬~7月下旬
・値段 入園は無料、採った分の量り売り、試食品以外は園内では食べられません
・品種 佐藤錦、紅さやか、ナポレオン等