転職活動を行う際に、絶対に必要になるのが自分のそれまでの職歴や学歴などを記した履歴書です。
履歴書は手書きで仕上げるとなると、結構な時間もかかり、さらに修正液の仕様など言語道断。一度ミスしたら一から書き直さなくてはいけないなど作成を負担に感じる人も多いでしょう。
しかし今ではパソコンで履歴書も作れるようになっています。
そんな履歴書ですが、今でも手書きで作るほうが、相手に好印象かつパソコンでの製作はNGなのでしょうか?
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手書きを必須としている会社は非常に少ない
パソコンが普及する前の時代であればともかく、現在では手書きの履歴書でないと受け取らないという会社自体は非常に少なくなっています。
パソコンでワープロソフトを使用した文書制作は会社に入ってからの必須スキルでもあり、履歴書をパソコンで作ったからと行ってマイナスになるという会社はまずないといえます。
むしろ悪筆で字に癖がある場合は、せっかく頑張って履歴書を仕上げたのに、相手にも読みづらく、お互いにとってメリットになる点がありません。
パソコンで製作をすれば皆快適に読むことができます。ただパソコンで作ったときでもフォントが小さすぎる、適切な改行がされていないなど、読みにくいものだとマイナスな印象になることもあります。
客観的に読みやすいものかどうかは、誰かに見てもらうなどして判断するようにしましょう。
そもそも履歴書を印刷して持っていく機会が少ない
転職情報サイトなどを利用すると、まずネットの履歴書に自分でそれまでの経歴や学歴を書き込んでいくことになります。
転職情報サイトの応募では、それを人事などがチェックし、会社側が自分で印刷して面接時にそれを見て質問などをするケースも多く見られます。
また、印刷もせずにタブレットなどで情報をチェックする面接官もいますし、ペーパーレス化が進む中で、紙製の履歴書を用いない会社も多くなっているのです。
履歴書をプリントしていけば経済的
履歴書にはたいてい証明写真を添付する欄があります。証明写真が1枚数百円するものが多く、面接を繰り返すと証明写真代もばかにならないということもあるでしょう。
自分の写真データをネット履歴書に埋め込んでカラーで印刷すれば、コストを大幅に抑えることができます。
家にプリンターがない人も、ネットプリントを利用すればカラー印刷も1枚50円ほどでできます。賢く経済的に転職活動に臨みましょう。