転職の面接で自己PRを求められた時に注意することは?

面接においてあなたの自己PRを言ってくださいと言われる事も結構あるでしょう。

この質問については事前に準備しておかないと、即席ではなかなか言えないものです。では、どういった点を注意して答えるようにしたらいでしょうか?

自己PRで自慢話はご法度

自己PRはあくまで「入社したらこういう貢献ができますよ」というものを相手に感じさせるために言うものです。よって直接的に仕事に関係ない事柄、自分自身のプライベートな問題などは取り上げるべきではありません。

また前職での仕事上の成功体験も自慢話調にならない事が大切です。仕事上の成功体験は格好の自己PRとなりますが、伝え方を間違えるとあなたの評価を下げてしまう可能性もあります。

あなたの成功体験を客観的に判断してまとめあげ、「もしこの会社に入社できたならこういった部分が仕事に活かせるとおもう」という伝え方に徹し、決して自慢調にならないようにする事が重要です。

面接官は、「で、あなたを採ると、うちに何のメリットがあるの?」にしか興味がないと覚えておくと間違いが少なくなります。

自己PRも一種のプレゼン能力を試されている

面接全般に言えることですが、面接とは企業とあなたのお見合いの場所であり、相手にあなたの事を高く買ってもらうためのプレゼン会場の場でもあるのです。

よって自己PRを要求された場合は、「待ってました!」というくらい、チャンスが転がり込んできたぐらいの気持ちになって始めたいものです。

「自分の特技や長所はこういったところだと思います」

「何故ならば過去にこういった体験がありました。その時の行動によって自分にはこういう強みがあることが分かりました」

など。

具体的な例を取り上げながら聞いている相手が分かりやすいように伝えるのが肝心です。くれぐれも自分の話しで自分が酔ってしまわないようにしてください。そうなってしまうと自己PRではなくただの自慢話大会になってしまいます。

35歳以上の人に、この「自慢自己PR」の傾向が多く見られるので、該当年齢の方は特に注意をするようにしてください。

基本はポジティブ思考で

自己PR全般の考え方は当然ながらポジティブ思考がベースになっていなければなりません。例えあなたがネクラであまり肯定的な考え方が不得手だとしても、です。別にあなたがネクラでもいいのです。しかしネガティブ発想はいけません。ネガティブ思考の持ち主は必ずといっていいほど会社の足、組織の足を引っ張る人間と化します。

自己PRにはくれぐれもそういう風に取られないよう気をつけてください。

さいごに

自己PRは簡単そうにみえて、意外と意見をまとめるのは難しいものです。何度も何度も繰り返し反復して練習しましょう。そして自分の自己分析を第三者の目で見て行うクセを付けてください。

繰り返しになりますが、面接官は「自社にとって何がオトクか」にしか興味がありません。

そこを注意してピンぼけの自己PRをしないようにしましょう。

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