海外旅行では、トラブルに巻き込まれてしまう日本人が少なくありません。
一番多いトラブルは、スリや盗難でしょう。ここでは、日本人が海外でトラブルに巻き込まれないためのポイントをご紹介していきます。
目次
常に警戒心を持つこと
日本はとても平和な国です。カバンの口を開けて歩いていても、カバンを置きっぱなしにしても、盗まれるようなことはなかなかありません。
しかし、海外は違います。例え、治安の良い場所であっても、そんなことをしては盗まれてしまって当たり前なのです。
また、お会計のときなどにも、気づかず多く払っているようなこともあるでしょう。
私も海外の空港内で通過の両替を行った際に、渡された金額が不足していたことがあります。
空港内の両替所という人もたくさんいる状況で堂々と騙そうとしてくるのです。日本人は騙されても気が付かない人が多いということかもしれません。
その時にはその場で気が付いたので、とにかく日本語で騒いだら不足分の金額がすぐに出てきました。
このくらいのトラブルなら可愛いものですが、海外では空港内の両替所ですら日本人は鴨だと思われることがあるのです。
海外に行ったら日本とは違うということを意識して、常に周囲に警戒し、ぼんやりしないようにしましょう。
貴重品は体の近くに置き、誰かが手をのばしたらすぐに気づくような配置にしてください。
背筋を伸ばして胸を張って歩く
日本人がトラブルに巻き込まれやすい理由の1つがこれです。猫背で自信なさげにおどおど歩いていると、すぐに日本人だとわかります。
そういった風貌だと、気が弱そうだったり優しそうに見えるので、ちょっと悪いことをしても、大丈夫だろうと思わせてしまうのです。
そのため、押しの強いぼったくりや、痴漢、セクハラなんかに遭いやすくなってしまいます。
観光地を歩いたりするときには、背筋を伸ばしてピシッと歩いてください。それだけで、変な人が寄って来る確率が低くなります。
現地通貨はホテルなどで確認を
現地通貨に慣れるまで、どうしても支払いのときにもたもたしてしまいます。もたつくと、実際の金額よりも多くお店の人に取られてしまう恐れがあります。
また、ATMからキャッシングしたときにも、すぐにお金をしまわなければ、盗んでくれと言っているようなものです。
こういったトラブルを回避するには、現地通貨に慣れることです。ガイドブックなどで予習しておくと安心ですが、手持ちの現地通貨を確認するのは、必ずホテルの部屋の中など、周囲に人がいないところでやりましょう。
NOははっきりと
日本人は、本当にNOを言うのが苦手です。本当に嫌なことをされたときは、はっきりとNOを伝えること、嫌なことではなくても、必要ないサービスならはっきりとNOということは鉄則です。
特にしつこい相手に対しては、笑顔で断る必要はありません。少々怖い表情でもいいので、はっきりと必要ないものは必要ないと断言しましょう。
NOの言い方が優しすぎて、必要ないものを買わされたり、無駄な時間を過ごしたりする人は意外に多いものです。
挨拶とお礼はきちんとすること
意外かもしれませんが、海外のほとんどの地域では、日本よりも挨拶とお礼が重要視されます。
日本だと、サービスを受ける側からそういったことをしなくても、あまり問題にはなりませんよね。
ですが、海外では別です。サービスを受ける側でもきちんと挨拶とお礼はしましょう。行く国でのHelloとThank youの言い方位は覚えていくと安心です。
海外ではこの挨拶とお礼がスムーズにできない日本人が多く、それが原因でサービスの質が悪くなっているのにも関わらず、〇〇人は愛想がないという人も少なくなかったりします。